私は言語学が幅を利かせている学校に通ったのですが、あまりそこには興味がなく、最近やっと概念的なものの言語化の意味をわかるような気がしてきました。
言語学ってそんなものじゃないからと言われたらそれまでなのですが。
今のところの私の理解は、完全に(その言語を話す人の7割くらいが)共通認識としてその言葉・単語に同じ意味を理解するようになった、なっていた、その意味はなんだったのかを解明しようとするものが、言語学なので、
まあ、八つ当たりです。
それで、なにがあったかというと。
私の視点からはそれなりに同じ方向性を見ているように見えているのに、どうしても実際のその人が取る行動はそうじゃないなと思っている人がいて、
私はその人の専門分野は全く知らないし、なんなら苦手意識があるくらいの感じだったのですが、
お互いに、実態はどうあれマネージャーだしと、
インフラだから全体最適だろうと
思っていたけれども
なかなかに看過できないすれ違いを経験したのです。
それで、たどり着いた言葉が「サイロ化」です。
キーワードを知っていることがその人の価値観において重要そうだったので。たどり着きました。
(その人に、たどり着いた「サイロ化」という言葉を使って話をしましたが、それが理解されたかどうかは微妙です。私がただしっくりきただけなので)
無駄に作業が発生しているという現状に対して、私は少しでもその無駄な作業を自動化できるツールということで話をしているのに、その人は個別にあげた例示に対してそれは既存のツールのこの機能をちゃんと使えば解消できるみたいなことを言ってきて、
それだと複数のツールを使い分けるという高度な処理能力を単純作業に要求されちゃうから意味ないんだよみたいなことを
どういうふうにその分野の専門家の人に伝えたらいいのかわからなくて、
なかなかに発狂して(私が)、
絶対何か(その人たちの分野での)専門用語(通じる言葉)があるはずだ!と思って、昨日3時とかに目が覚めちゃって検索してしまいました。
いや、別に数カ月前までの自分なら普通にそのままに言っていたと思うんですけど、最近、ちょっと大人になりましたし、
穏便に今の会社とは関係を解消したいと思っているので。
余計な話でしたが、
検索して、最初に出てきたのは「システムのパッチワーク化」というのだったのですが、
ちょっとこれはなんとなく情シスのトップに自分が言える言葉じゃないなと思って(数件しか私の思う意味での検索結果につながりませんでした)、
ぐじゃぐじゃしていたら、たどり着いたのが
「サイロ化』
でした。
自動化ももちろん主目的ですけど、私の理解の中では「サイロ化」というものも、言葉としては関係者の誰も知らなかったかもしれないけど問題意識としては共有していたと思っていたのに、
そうしたサイロ化を加速する形での意見とか、発想とか、提案みたいなのしか出てこないなと
言語化はできなかったけど、ずっとその人に対して感じていて、
少し前に、その人は仕方なくマネージャーだけど、どうしたってエンジニアなんだなとその人の部下の方と話していて理解したところだったので、
なんというか、
なかなかの気持ちの乖離を感じたのです。
自分の考えていること、感じていることを
全部、言葉にして文章で表現しないと、
毎日、一緒の場所で、一緒の経営層の元で、一緒の不満を感じて、その不満を共有して働いていても、共有できないんだなと
思った次第です。
本当は「一緒の不満」も共有できていなかったのかもしれないですけど。
まあ、そうはいっても、私は普通に考えてまだあと40年くらいは働かないといけないので、がんばりたいと思います。
しょうがない。
その人の前途の更なる発展と、
私を支持してくれている人がきちんと将来性が見出せている状態で自分が次のステップに行けるような状況を自分が作れるように