「あれ?というのは目で補う」というのが私のおすすめです。
私はずっと、目を使わずに本とかが読めるようになればいいのにと思っていて、
Kindleの読み上げ機能も前から試してみてはいたのですが、なかなかしっくりこなくて、
それで最近気づいたのが、
どうぜKindleを前面に出しておかないと読み上げてくれないんだから(バックグラウンドで再生みたいな感じにはならない。たぶん)、
そのままiPadはKindleにしといて、あれ?っていうところだけ目で追って補えばいいんじゃないか?ということです。
Appleがやってくれているのか、Amazonがやってくれているのか存じ上げませんが、
iPadで、Kindleを立ち上げて読みたい本を表示した状態で画面上部から2本指で下に半分くらいまでなぞると、本文を読み上げてくれます。
(画面上部から2本指でなぞっているとiPadに認識してもらうのはなかなかにスキルのいる作業で、私は未だ1発でできたことがありません。何度も失敗して、えぇ〜、もう!!と思いますが、それを乗り越えて実現して読み上げてもらう方が、客観的事実としては私の体に優しいので[何回やっても読み上げが開始できなくて、もう普通に読む方が速い!という気持ちに毎回なるのですが、でも、毎回、結局、目で読んじゃった時の疲労感は何回か失敗しても読み上げてもらった時の疲労感とは比べ物にならないくらいぐったりなので]、最近は学習して、どんなにすぐ読み上げを開始できなくてイライラしても根気強く読み上げを使うようにしています)
それで、読み上げてくれている人(機械?プログラム?)は、まだあまり日本語がお上手ではないようで、
「1日」は「ついたち」としか読めないし
「今日」は「きょう」としか読めないし
「親切心」は「しんせつ・こころ」になっちゃう感じなので
最初はちょっとなかなかハードルが高いなと思っていたんですけど、
それで、とりあえず小説的なものはやっぱりKindle読み上げじゃなくて人間が読んでくれるAudibleじゃないとだめなんだなんと思っていたのですが、
でも、やっぱり目で読むのつらいから読み上げてくれるなら読み上げてもらいたし、
Audibleは選択肢が限られるし、私の経済状況ではなかなかちょっと思い切りがいる値段になっちゃうし、
別に、読み上げてほしい本は小説だけじゃないし、
と思っていて、
気づきました。
どうせ、読み上げてもらっている時は他のことのためにiPadは使えないんだから、PCの前に置いといて、あれ?っていうところだけ、本当はなんと書いてあるのか確認するだけでかなりいい(使えるようになる)と!
パターンなので、1回、これはこう読むんだな(「親切心」は「しんせつ・こころ」みたいな)というのがわかれば、そこまで頻繁にそういう単語ああるわけじゃないので、全然大丈夫です!小説以外は!
そして、私は小説以外の方が読んだり、読みたいと思ったりする頻度が高いので、これに気づいてとてもよかった!
たぶん、ずっとやっていれば、いつか私が2本指で上からなぞるのが上手になるか、iPadがこの時は2本指で上からなぞっているらしいと気づいてくれるようになるはず!という期待もあります。
なので、ぜひ多くの方にこの機能を使っていただいて、機能改善のモチベーションを機能を作っている人に提供していただきたいなと思います。
それにしても、1日はどうして「ついたち」なんですかね?
1日を「ついたち」という時はあんまりないと思うんですけど、そんなことないんですかね?私のイメージだと○月○日以外のときに、「ついたち」ってなかなか言わないですけどね。
あと、今日も。
小説とかだと「きょう」の頻度が多いのかもしれないですけど、それ以外で今日を「きょう」というのは日記とかメールとかくらいですよね?それ以外はだいたい「こんにち」ではないかと思うのですが。
やっぱりAppleが作ってくれてて、メールとかの読み上げ前提なのかな?
ただ少なくとも、言語学的にどんなときにどんな読みするみたいなことは、コンピュータとかできる前から言語学者が考えて答えを見つけてくれてたりするんじゃないかと思うんですけど、そういうことじゃないんですかね?
そういうことを見つけているのは、母語以外の言語の言語学者なんだろうとは思いますが。
ぜひ、これからも音声読み上げの機能を作っている方にはがんばっていただきたいです。