長い道のりでした。
(気持ち的に)
やっと、祖父の名義になっていた不動産の相続登記が終わりました。
祖父が亡くなったのは、私がまだ高校生だったときで、ちょうどセンター試験の日のことでした。
で、まあ、その後いろいろあって私もアラフォーになり、
昨年、父が他界して、「いざ!片付けるぞ!」という会が始まりました。
父が手続きしていないことは前々から知っていたし、母が一応ちゃんとしなさいと父に言っていたのも知っていたし、でもたぶん父はそれをできないだろうことも知っていたので、自分がやることになるのは想定内だったのですが、
だからって別に何の事前準備(情報収集とか)もしていなかったので(一応、1回、本を買って父親に話をしたことはあったのですが、父としては難しかったみたいです)、
まあ、大変でした。
まず、間違わずに書類を作るっていうのが、私にはかなりハードルが高くて。とにかく住所の表記が!これで複数回、書類作り直して出し直しました。
それさえなければ、意外とすっと終わった気がする。
大変だったのは、私のせいですね。
というわけで、覚え書き。
1)祖父母から孫に相続する場合、その祖父母がなくなったときに父母が生きていたなら、すでに父母が亡くなっていたとしても、1回、相続権のあった父または母に相続してから孫に相続することになる
【ここ重要!】
私は最初、父が亡くなった相続だという認識で検索していたので、この情報に辿り着かず、祖父から自分に直で相続する書類を作って、父の姉妹(叔母たち)にもハンコもらったのにやり直しになりました。
自信満々だったから、書類にダメって言われて、「いや、もう死んでるのにどうやって父に相続するの!?ハンコ押せないよ!?」と発狂したのですが、
a)相続分割協議書を、祖父の相続権者+父の相続権者の全員で作る
b)法定相続一覧図を、祖父の分と父の分それぞれ作って両方使う
というので、1回、父に相続したことになるみたいです。
2)とりあえず、「法定相続一覧図」さまさまっぽい
私が最初に作って、住所の表記で何度も法務局の方にここも違うよと言われてやり直したのが、この「法定相続一覧図」です。
で、実際の相続登記の書類もちょっと間違えたのですが(評価額を写し間違えて税金の計算も間違えた)、担当の方が言うには「法定相続一覧図があるからOK。手続きできる」みたいな感じだったんです。
なので、とにかく「法定相続一覧図」さえ作れちゃえばなんとかなるのではないか?と思っています。違ったらごめんなさい。
ちなみに、間違えて払い過ぎた100円は、忘れたころに返ってくるそうです。
ただ、まあ、法定相続一覧図でさんざん間違えた人間として認識されたので(同じ人が担当でした)、大目にみてもらえた可能性も否定できません。
でも、向こうがいいって言ったんだから大丈夫だと思います。
ちゃんと終わったという通知書も受け取りました。
●法務省の案内ページ
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00435.html
●祖父からの相続の書類を作るのに1番役に立ったのは、母が法務局の説明会でもらってきた案内の書類でした。管轄の法務局で説明会をやっているみたいです
私は本当に何にも準備していなかったので、一応、登記情報サービスというのを使って確認もしました。
地味に小銭がかかったけど、気持ち的にはすっきりしました。
まあ、もちろん叔母たちとのお話し合いの部分は別の大変さがあったのですが、そこはもうどうしようもないですし、それぞれの状況によるのでしょうから、なんともね。ということで別にすると、
私でも自分で手続きできたので、みなさん大丈夫だと思います。これから自分でやる方がんばってください!