小麦粉、、、が
長年、余っていました。
小麦粉というのはなんとなく料理の基本素材のような気がしているし、なんとなく何かにつけて登場するような気がして、
なんとなく買ってあったけど
残念ながら私の食卓に登る機会はなく、過ぎていく日々、、、
だったのですが、
年明け以降のいつだったか?
突然
「そうだ!クッキーだ!」
というか、その、あまり記憶は定かではないのですが、何かしら頭が糖分を欲していて、しかしながら我が家にお菓子とかないので、
閃いたんですよね!たぶん
小麦粉、バター、砂糖
で、検索すればいいと!
家にバターがある生活を最近までしたことがなかったのですが、何かを見て何かを作りたい!と思って買ったものの、
行動に移すことなく冷蔵庫で眠っていたバター!
長持ちする気がするけど、意外と賞味期限はすぐ来る、というか時の流れは早いのですぐ賞味期限切れになるとなんとなく知っていて、ずっと気になっていたバター!
が、
無事、すべて消費されました。
まだ、全部食べたわけではないですが、すでにすべて生地になって冷凍されています。
小学生のころ、
クッキー作ってみましょう!みたいな課題が何か出たことがあって、お友達のお家で彼女のお母さんにお世話になりながら作ったことがあるような気がするのですが、
そのときなんか
いつまで経っても、生地がまとまる気配はないし、
なんなら「ちょっと先が見えなすぎる」みたいなことでお友達のお母さんが手伝ってくださって、なんとか焼くところまで辿り着いたねみたいな、途方もない作業だった記憶です。
でもそれが!
今やると、本当にほんの数分なんですよね!
いや、本当に「大人」ってすごいと思います。
折り畳み傘って、子どものころの私にはあまり縁がなくて、何かで母が父に持たせていて、使ったそれを母が畳むところを見ていたことがあったのですが、
本当に上手に畳むんですよね。
それで、もちろん「私もやってみたい!」って言って、私もやらせてもらったのですが、できないんですよ。
なんなら、ここを持ってこう!みたいなレクチャーまで受けてるのにできないんです!
だから、私はずっと自分が(指先が)器用じゃないと思っていたのですが
大学に通っていたころかな?
ふと、折り畳み傘を母がやってたみたいに畳んでみようと思ってやってみたら、できたんです!
「私、できるんだ!?」と思って。
なんか、最近クッキーを焼く(厳密には生地を作るですが)のを簡単だと感じて、その折り畳み傘のことを思い出しました。
クッキーの生地をこねる練習をしたことも、
折り畳み傘を上手に畳めるような練習をしたこともないけど、
何かそれ以外でいろんな経験を積んで
いつの間にか子どものころより手先が器用になってたんだな〜
大人って得だな
と、今、思っています。
クッキーの生地は手先の器用さじゃなくて、込める力加減とかかもしれないですけどね。
いずれにしても、なんかもっとちゃんといろんな経験をして、もっと大人になっていきたいなと思っています。