もうすぐ見放題が終わってしまうみたいなので。Amazonで。
松本清張さんというお名前は、詳細が定かじゃないくらい小さいころから知っていて、幼稚園が終わった後に祖母と「火曜サスペンス劇場」「土曜ワイド劇場」等の再放送を見るのが日課だった私にとっては、
名前はやたら出てくるのにいまいち詳細がわからない人
というか、名前は出てきて、すごい人そうなのに(ごめんなさい)、おもしろいの?的な人だったのですが
(当時の私は赤い霊柩車1択でした。ごめんなさい。若かったんです。幼稚園だし)
数年前に100分de名著で松本清張スペシャルというのがありまして、
なんという偏見を持っていたんだと。反省しました。
それで、ひとまず、番組(100分de名著)で取り上げられた本を買って(もちろんそのころには決意を固めていたのでKindleです)、読んで感動したのですが、
たぶんそのあとちょっと経ってから例によってテレビ(地上波)が見れなくなって、
Amazon Primeに大変お世話になり始めて、で、いろいろ「こんなのも!?すごい!!」と思った中に、「砂の器」もあったんです。
「砂の器」という松本清張さんの作品が、何度も映像化されていることはなんとなく知っていて、私がリアルタイムで生きているあいだにもリアルタイムで連ドラ的に放送されていたことも知っていたのですが、なんとなく私好みでないという感じで思っていました。
しかしながら、
なんか知らないけど、
100分de名著を見た後のそのときは見てみたいなと思ったんですよね。
もちろん、その前に活字で読んで感動していたこともあったと思いますし、事前に活字で読んでなかったら、私は今理解しているほどの感動をこの映画からは感じ取れなかったと思います。
(これはだから、今日気づいたことですが、私はあまり映像的なものの読み取りができないんですよね)
でも、すごいと思います。
最初は、あのゆったりなメロディーが「あれ?私、これ最後まで見れるかな?」みたいな感じなのですが、いつの間にか私は完全にその中にいて、最後?(後半?)の回想のときに流れる時には聞くだけで泣ける感じになっているんですよね。
そして、本当の最後の時にはもう堪らない!という
死ぬ前に、松本清張さんの作品は全部読みたいなと、
なんか自分が思っていることに気づきました。
確認したら、100分de名著を見て紹介されたものを全部読んだような気がしていたけど、「砂の器」と「神々の乱心」と「点と線」だけでした。
100分de名著は、4週(25分×4回)で名著を読み解こう!的な番組で、松本清張スペシャルはスペシャルだったので1回1冊だったんです。
なので、紹介は4冊。
私が読んでいるのは3冊です。
おそらく、というか、今、確認した段階でもタイトルからしてハードルが高そうな最後の4冊目(紹介は3冊目)ですが、
松本清張さん4冊どころじゃなく書いてらっしゃるので
100分de名著にとらわれることなく
チャレンジしていきたいなと思います。
こっちはアフィリエイトです。たぶん(私としてはそのつもりです)。