数年前から思い立っては家の中にある紙を電子化して捨てようとしていますが、未だ終わりが見えない状況が続いています。
しかしながら、先日ついに「このやり方なら終わりが来るかもしれない!」と思える方法に行き着いたので共有したいと思います。
ちなみに私がデータ化したい紙は、学生時代の資料とかテキストとか、社会人になってから紙で書いてしまったノートとか、紙でしかくれなかった購入商品・サービスの案内でとっておいた方がよそうさなものとかですが、とりあえず最初の学生時代の資料とかテキストが大物で一向に進んでいません。
(思い切って全部捨てるという決断もあるとは思いますが、それなりのお金払って行った学校だし、後から必要なら本を買えばいいという話でもないので、まだがんばっています)
私がこれまでに試して続かなかったのは以下の方法でした。
1)ハンディのスキャナーでPDF化
→ 1枚ずつ細長いスキャンする部分を通さないといけないし、PC側のソフトウェアの動きも早くなくて、遅すぎて無理
2)タブレット端末(iPad)で写真撮影して、PCにjpg画像を保存してフォルダ管理
→ 1枚ずつ名前つけないと何なのかわからないけれど、1枚ずつ中身を確認して最適な名前を考えてその名前を入力するのも大変だし、バラバラしたjpgがいっぱいできて使い勝手もよくない
3)タブレット端末(iPad)で写真撮影して、jpgを講義ごとにWord的なもの(Pages)に1ページ1枚貼る
→ 1や2より良さげだとは思ったけれどもやっぱり大変
(何で2も3もタブレットかというと、私は個人ではスマホを持っていないからです)
そして、現れた救世主がAdobe Scan(アプリ)です。
Adobe ScanというPDF化してくれるアプリがあることは何年も前から知っていましたが、私の紙の断捨離とAdobe Scanというのが全く頭の中で結び付かず、試そうという発想もありませんでした。
先週「またがんばろう!」と思って、地道に3の作業をしていたときに、「いや、やっぱりWordにjpg貼っても大して使い勝手は良くないよ。やっぱりPDFじゃないか?」という、まあそうですよねという考えが頭をよぎって、とりあえず撮ってあったjpgをPDFにしてみたりしたのですが、私は数カ月前にちょうどAcrobatを解約していて一括でjpgをPDFに書き出したり、PDF同士を結合したりしてくれるようなソフトウェアが手元になかったので、バラバラしたPDFがいっぱいできただけでした。
Acrobatを復活するしかないかなと思いながらも、他に何かないか検索していたら、Adobe ScanはスキャンしたPDFをAdobe Document Cloudに保存するので、PC側からブラウザ経由で作成したPDFをダウンロードできるという案内に行き当たりました。
これです!
早速、Adobe Scanをタブレットに落として(全く使った記憶がないのですが、以前ダウンロードしたことがあったようでした)、写真アプリに入っていた画像を1つのPDFにしてみたところ、今までの半分以下の労力でOCRまでしてくれている1カタマリ(塊)のPDFができました。
しかも無料です。
あとは私のやる気と行動力だけなので、今月中に机の上に積んである紙のうちの半分くらいは捨てられるといいなと思っています。
欲張りすぎですかね。
1/4できたら自分をほめてあげたいと思います。